国土交通省は28日、『燃費の良いガソリン乗用車ベスト10』を公表した。小型車ではホンダ『インサイト』、トヨタ『プリウス』などハイブリッド車が上位を独占。軽自動車ではダイハツ『ミラ』が昨年のトップであるスズキ『アルト』を抜いて1位になった。
比較基準は10-15モード数値がベースで、交通環境や運転によって実用燃費と大きく食い違うのは周知の事実。とはいえ、一定の物差しで比較しているだけに、ある程度の参考にはなりそうだ。
重量区分でのベスト10も算出しており、ミニバンが多い1516−1765kgクラスではトヨタ『ノア/ヴォクシー』が13.2km/リットルでトップ。1766−2015kgクラスでは同『エスティマ』(ハイブリッド含む)、同『アルファード』とトヨタ車がベスト3に入った。
国交省はホームページや小冊子で、燃費ランキングを告知する考えだ。