「未来へ向けた改革」を強調---入社式で張トヨタ社長

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「未来へ向けた改革」を強調---入社式で張トヨタ社長
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新年度入りした1日、自動車各社でも一斉に入社式が行われた。トヨタ自動車は、豊田市の同社スポーツセンター第1体育館に、新入社員1478人とともに奥田碩会長、張富士夫社長ら経営陣・幹部および労組関係者らが出席して辞令の交付などを行った。

挨拶した張社長は、自動車産業は「一旦気を抜けば、瞬く間に企業の存続すら危うくなりかねない未曾有の競争環境にある」と厳しい認識を示し、新入社員も危機意識をもって臨むよう訴えた。そのうえで「トヨタが創業以来大切にしてきた『モノづくり、クルマづくりを通して社会に貢献する』ことの大切さを今一度、全員で確認したい」と述べた。

張社長はまた、1年前に策定した「グローバルビジョン2010」に沿って「未来に向けた改革」を推進中であることを強調。「皆さんにも今日から取り組んでいただく」と呼びかけた。張社長は今年になって、国内販売網の再編や経営体制の刷新など改革路線を相次いで打ち出しており、新人にも「改革の志」を共有するよう訴えた。

《池原照雄》

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