開幕から早くも2戦が終了し、予想外の展開となっている2003シーズン。新レギュレーションの効果かどうかについては論の分かれるところだが、トヨタのベテラン、オリビエ・パニスは1ラップ方式となった予選を高く評価していると語る。
「新レギュレーション導入されて3戦目となるブラジルGPを前にして、多くの人が1ラップ予選方式や土曜予選終了後の再給油についての意見を求めてくる。真面目に、僕はルールがこのスポーツにとって良い物であると思っているよ。そのおかげで今年はかなりミックスされたグリッド風景になっているし、その結果レースも面白い」
「今のところ、僕の仕事はブラジルに集中することだけだ。チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれているからね。僕たちが求める結果はすぐそこにあるはずさ!」とパニス。開幕戦ではトヨタにとって最高となる5番グリッドを獲得したパニスだが、まだ完走は果たしていない。