取締役は27人、常務役員は39人---トヨタの新経営体制

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は8日、6月の株主総会後に発足させる新しい経営体制の役員人事を発表した。専務以上となる商法上の取締役は現在の58人から半減して27人、また新設の「常務役員」は39人となる。

奥田碩会長、張富士夫社長、豊田章一郎名誉会長はいずれも留任する。経営の意志決定や総合調整がが主な職務となる副社長は9人から7人と減員される。

一方、新しい体制で担当部門の業務執行最高責任者となる専務は、現在の5人から15人と大幅に増強される。豊田章男氏、豊田周平氏ら常務(常務待遇者含む)から11人が昇格する。取締役からの専務昇格はなく、取締役は退任する1人を除き、すべて常務役員に就任する。

常務役員の「新任者」は17人で、最年少はグローバル人事部長の畑隆司氏の49歳。外国人は米国トヨタ自販副社長ら3人が就任する。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る