「香川ルール」で飲酒運転? ---県警察の調査

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香川県警は7日、改正道路交通法が施行された昨年6月から今年2月末までの間、飲酒運転で摘発したドライバー約1000人を対象とした聞き取り調査の結果を明らかにした。繁華街から比較的近くにあるものの、夜間に公共交通の便が悪くなる町に住むドライバーに飲酒運転を容認する傾向が目立つという。

改正道路交通法が施行された昨年6月から今年2月末までの間、酒気帯び運転や酒酔い運転で摘発されたドライバー1012人を対象に、香川県警・交通企画課の職員が摘発者から居住地や年齢などを聞き取り、集計したもの。

この結果、明らかになったのは繁華街を抱える街そのものより、周辺の市町に住む者の飲酒運転が目立つことだった。繁華街近くに住んでいる場合は公共交通機関の運行終了後も比較的安価な料金でタクシーや運転代行を使えるが、一定の距離を超えると「その費用が高くなって、払うのがバカらしく思える」という理由からこれらを利用せず、摘発されるかもしれないというリスクを抱えつつも飲酒運転に走る傾向が高いとしている。

香川は自分勝手な運転をするドライバーが多く、警察も皮肉を込めて「香川ルール」と呼んでいるが、これを裏付けているのが飲酒運転絡みで発生した交通事故の数。他の都道府県が摘発強化によって飲酒運転絡みの事故を減らす傾向にある中、調査期間中における香川県での死者数は前年と変わらずの7人。飲酒運転絡みの交通事故発生総数は136件だが、こちらは前年比でわずか3件の減少に留まっている。つまり前年とほとんど変わっていないというわけだ。

また、摘発者の年代で最も多かったのは20歳代後半で160人、次いで30歳代前半の139人となり、26〜35歳だけで全体の3割近い数字。酒を飲む機会が多いことや、自分の運転技術を過信し、酒を飲んでも平常に運転できると思い込む結果、やはり飲酒運転を容認してしまう傾向があるようだと警察も指摘。これに続くのが46〜54歳のボリュームゾーンで、こちらは「今まで摘発されたことがないから大丈夫」といった理由で飲酒運転に走りやすい。

警察は「香川ルールが飲酒運転にも持ち込まれている証拠」と渋い顔。自己中心的な考えで飲酒運転を行い、事故を起こした際には他人に多大な迷惑を掛けるということが理解できていないのか。

《石田真一》

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