連続放火に関与か? クルマのガラスを破壊して火をつけた警備員

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愛知県警は11日、駐車中のクルマのガラスを割り、車内に放火したとして58歳の警備員の男を器物損壊容疑で逮捕したことを明らかにした。男の住む地域では昨秋から不審火が相次いでおり、警察では厳しく追及して関連を調べていく方針。

愛知県警・西署の調べによると、直接の逮捕容疑は10日に発生した駐車車両への放火事件だという。問題の火災は10日の午後5時45分ごろ、名古屋市西区大野木で発生している。駐車中のクルマが突然炎上、リアシートなどを燃やす被害を出した。後部座席の側面ガラスが破壊されており、そこに火を着けられたような形跡が残っていた。

付近では昨秋からこれまでに駐車車両やゴミ箱を狙った9件の不審火が発生していることから、警察ではこの火事も同一の放火犯によるものとみていたが、近所の住民の証言から消火活動を手伝っていた警備員が、火災発生直前にも現場付近で目撃されていることがわかった。このため、警察ではこの警備員に任意同行を求め、事情を聞いていたところ、11日午後になって「むしゃくしゃしてやった」と犯行を認める供述を行った。男の自宅からは今回の犯行に使ったと思われるハンマーも発見、押収されている。

警察では以前に起きた放火事件にもこの男が関与していた可能性が高いとして、今後も厳しく取り調べ ていく方針。

《石田真一》

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