プラスチックパネルボディは限界……サターン

自動車 ビジネス 企業動向
プラスチックパネルボディは限界……サターン
プラスチックパネルボディは限界……サターン 全 1 枚 拡大写真

1980年代の登場以来、プラスチックボディでの軽量化、低価格化を実施してきたGMのサターンブランドだが、どうやらプラスチックパネルを使ったサターンは現行モデル限りになりそうだ。

GM筋の情報によると、プラスチックボディは、パーキングロットで隣の車のドアにぶつけられてボディがへこむ、いわゆる「えくぼ」が出来にくい、車重が軽量化できる、などの利点がアピールされてきたのだが、結局マイナス面がそうした利点を上回った。

マイナス面として挙げられるのは、ボディとドアパネルの間など、サイズに大きな遊びが必要なこと。プラスチックはスチールと比べて温度差による伸び縮みが激しく、大きく膨張すると場合によってはドアの締まり具合が悪くなる、などの苦情が寄せられていた。遊び=隙間が大きくなると見た品質が悪くなる。プラスチックを温度による伸び縮みから固定化させる技術はあるのだが、その場合コストがかかりすぎることもネックとなった。

しかしプラスチック部品の成形型は鋼板プレス金型よりはるかに安価で、モデルチェンジなどのコストが安く付く、という利点もあり、新たなプラスチック固定の技術が開発されればプラスチックボディにも充分な将来性はある、と考えられている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 27年ぶり復活、トヨタ『スターレット』! ヤリスより小型で130万円から…デザインを大予想
  2. トヨタ『スープラ』でリコール…エンジン始動不能、火災が発生
  3. ホンダ純正ナビ「ギャザズ」、9インチ2タイプを3月6日発売…リアモニター接続も可能に
  4. 『ジムニー』MT仕様、エンジン始動ができなくなるおそれ…2月のリコール記事まとめ
  5. ホンダ、米国生産のアキュラ インテグラとパスポートを日本導入…2026年後半から順次発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る