サーブとスバル共同開発?---「一案ではあるが…」と富士重

自動車 ビジネス 企業動向
サーブとスバル共同開発?---「一案ではあるが…」と富士重
サーブとスバル共同開発?---「一案ではあるが…」と富士重 全 1 枚 拡大写真

富士重工業は、同じGM(ゼネラルモーターズ)グループのスウェーデン・サーブ社と小型車の共同開発などで提携するという一部新聞報道について、「現時点で決まったものはない」(広報部)と否定した。GMグループではスズキがイタリアのフィアットと、2005年に欧州向けに投入する小型SUVを共同開発することで合意したばかり。

富士重は、GMや同社グループ各社と常時「様々な分野で成果が出せるよう検討している」(同)ことは認めている。当然、サーブとの可能性も「一案」としてはあるものの、報じられた共同開発や北米市場でのサーブへのOEM供給で双方にメリットがあるかということについては、否定的だ。

とくに、OEMについては富士重の生命線でもある北米市場でのブランド価値を低下させることにもつながるだけに、まず実現不可能なテーマとなろう。スズキとフィアットの共同開発は、スズキによるフィアット救済の色合が濃く、富士重がサーブと接近する場合も、GMの意向が強く働くかどうかに左右されよう。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る