ホンダ、国内100万台は「長期目標」に

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ホンダ、国内100万台は「長期目標」に
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国内販売の苦戦が続くホンダの「中期目標」が「長期目標」に転じるのが必至となっている。ホンダは昨年5月に2002年度から04年度までの3カ年経営計画を発表、このなかで国内販売は最終の04年度に100万台を目標としていたものの、昨年秋からミニバンや軽自動車が不振に陥った。「100万台をコンスタントに販売できる体制を目指すことに変わりはない」(土橋哲常務)というものの、その実現時期は軌道修正を余儀なくされてきた。

3カ年計画の初年度に当たる02年度のホンダの販売実績(登録・届出ベース)は86万台に止まり、当初目標の92万台を大きく下回った。『フィット』が02年および02年度のベストセラーになったものの、ドル箱だったミニバンにブレーキがかかっている。

昨年末に発表した03年(暦年)の国内販売計画は94万台。同時に吉野浩行社長は「営業部門には96万台をチャレンジ目標とするよう指示している」と、述べていた。だが、市場全体の動向からも、94万台すら極めて厳しい情勢となっている。来週25日に発表する03年度計画では相当な修正が行われる見通しだ。

《池原照雄》

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