三菱の2002年度連結純利益は最高の380億円に

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三菱の2002年度連結純利益は最高の380億円に
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三菱自動車は24日、2003年3月期の連結決算見通しを発表した。今年1月に分社した三菱ふそうトラック・バスの業績が含まれ、かつ海外連結子会社は今年3月までの15カ月分を対象とする変則決算だが、不振の国内販売を海外でカバーし5年ぶりの増収を確保、純利益も過去最高となる。

海外子会社はこれまで1−12月の暦年を会計期間としていたが三菱本体と同一の3月期に改めた。今回は02年1月から03年3月までの業績を反映、連結売上高は前期比23.3%増の3兆9620億円の見込み。会計期間変更の影響を除外しても10%程度の増収になり、5期ぶりの増収を実現した。

また、海外子会社の今年1−3月の損益は営業利益ベースで100億円の赤字となっているが、それを反映しても連結営業利益は前期比約2.1倍の830億円、純利益は約3.5倍で最高の380億円となる。さらにトラック・バス部門の分社により3月末の自動車事業の有利子負債は5720億円に圧縮された。ロルフ・エクロート社長は「大幅なコスト削減と効率向上により、われわれは成長軌道に戻った」とコメントしている。

《池原照雄》

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