マツダが24日発表した、2002年度の生産・販売・輸出実績は、国内生産・海外生産・輸出・国内販売の全ての指標がプラスになった。『アテンザ』と『デミオ』が大きく貢献した。
国内生産台数は、前期比6.4%増の77万6682台となり、5期ぶりに増加した。アテンザやデミオなどが増加した。国内販売は、同0.6%増の27万86台となり3期ぶりにプラスになった。軽自動車『スピアーノ』『AZ-ワゴン』やデミオの販売が増加した。
輸出は、同9.5%増の53万台532台と、2期連続で増加した。アテンザのほか、小型トラック『タイタン』、『MPV』の輸出が好調だった。地域別では、アフリカ・アジア・欧州・中近東・中南米向けが増えた。海外生産は、同36.1%増の19万2239台で3期ぶりの増加。北米での『トリビュート』や、中国での『プレマシー』などの生産が増えた。