今シーズンまだポイントが獲得できていないジャガー。2年目のマーク・ウェーバーとルーキーのアントニオ・ピッツォニアというフレッシュなコンビで臨んだ今年もまだ思うような成績は収められていない。特にピッツォニアはこれまで特に印象に残る場面がほとんどないため、このままではシートから外される可能性が高くなっている。
サンマリノGPでは初完走を果たしたとはいえ、スタートに失敗し13位がやっと。これに対しチームメイトのウェーバーは予選で5番グリッドを獲得、リザルト見直しで最終的には取り消されたがブラジルGPではポイント圏内でフィニッシュも果たしており、両ドライバーとの差は大きい。
チーム関係者にも「ピッツォニアは期待はずれ」との意見が多いようで、このままではシーズン途中交代も大いにあり得る様子。後任ドライバーとしてはマクラーレンのテストドライバー、アレクサンダー・ブルツが有力視されているが……。