【デザイン特別講義】ホンダは“不常識”で“非真面目”

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
【デザイン特別講義】ホンダは“不常識”で“非真面目”
【デザイン特別講義】ホンダは“不常識”で“非真面目” 全 5 枚 拡大写真

17日、東京江戸川区のデザイン専門学校、TCA=東京コミュニケーションアートで、ホンダの“カリスマデザイナー”、中野正人上席研究員(本田技術研究所・和光研究所)が特別講義を行った。ホンダのモノ作り、デザインの本質をわかりやすく解説した。

中野上席研究員は、まず、人々が豊かな生活を送るイラストを見せ、その際に、陸に海に空にホンダ製品が関わっていることを指摘。「これらのシーンに共通することは“モビリティ”だ。ホンダは生活の豊かさを目指す。それにはモビリティでナンバー1になりたい」と語る。

「ナンバー1になるためには“不常識”、“非真面目”ということをホンダでは重視している」。非常識、不真面目ではない、ホンダ語である。「つまり当たり前の考え方で製品をデザインし、企業活動を行っていてはナンバー1にはなれないということだ。料理でも定番のレシピからちょっとはずれたところに美味いものがある」

中野上席研究員は1973年に本田技術研究所に入社、『プレリュード』(歴代)、『アコード・エアロデッキ』、『インスパイア』(初代)、『NSX』などのデザインを手掛け、『S2000』のデザインをディレクションした。ちなみにS2000のキーデザイナーはTCA出身の澤井大輔デザイナーだ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る