【ボルボ『XC90』日本発表】パワーでなく低燃費のためのターボとは

エコカー 燃費
【ボルボ『XC90』日本発表】パワーでなく低燃費のためのターボとは
【ボルボ『XC90』日本発表】パワーでなく低燃費のためのターボとは 全 3 枚 拡大写真

ターボというと、ハイパワーだが燃費が悪いというイメージがある。しかしボルボでは、正反対のことを実現するためにターボを使うのだと主張する。

ボルボが好んで使う技術にライトプレッシャーターボがある。過給圧を低く設定することで、小さく軽いタービンを使って自然なレスポンスと低回転域から有効なトルクを発生するというコンセプトだ。

「常に3リットル、4リットルの排気量をまわすのか、普段は2.5リットルで必要なときだけ過給するのか---ボルボは後者を選ぶ、ということです」とはボルボカーズ・ジャパン商品企画の桜庭徹部長。

アイドリングやクルージングなどの低負荷時は必要最小限の排気量で、パワーが必要な高負荷時だけ過給する。ボルボの排気量が比較的小さいのはこのようなコンセプトによるものだと桜庭部長は説明する。

このような技術によって、2090kgの車両重量ながら、10・15モード燃費7.7km/リットルという数値(ベースグレードおよび「2.5T」)としている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る