水素漏れ---トヨタ、燃料電池車『FCHV』を回収調査

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水素漏れ---トヨタ、燃料電池車『FCHV』を回収調査
水素漏れ---トヨタ、燃料電池車『FCHV』を回収調査 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、昨年12月に日米で6台リース販売した燃料電池車『FCHV』の1台に燃料である水素が漏れる不具合が発生したため、全車両を回収して原因の究明などを行うことにした。燃料漏れが見つかったのは環境庁に納めた車両で、15日にタンクの口金のシール部分から異音が発生し、判明したという。

この車両のほか政府向けの残り3台をすでに回収したほか、米カリフォルニア大に納車した2台も米国トヨタ自動車販売が回収する。原因究明を行って部品交換など、必要な措置を講じる。

トヨタはリース販売の第2弾として、愛知県や東京ガスなど地方自治体およびエネルギー企業に今月29日、計6台を納入する予定であった。この6台についても、不具合の対応が終了するまで納車を延期する方針で、各ユーザーに連絡した。

《池原照雄》

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