タカラは26日、チョロQとほぼ同じサイズのボディに録音と再生が可能なATRAC3(MDLP)プレーヤー『MチョロQ』(ミュージックチョロQ)を6月28日から発売することを明らかにした。これはタカラがフジミックと共同で企画し、ソーテックに開発を依頼したことで実現したもの。
筐体は通常のチョロQよりも一回り大きい全長52mmX全幅37mm×全高30mmのサイズ。今回発売されるのはVW『ニュービートル』のコックスチューニングバージョンをモチーフとしている。内部には駆動系の代わりにコンパクトなATRAC3方式の録再プレーヤーが詰め込まれており、車体後方のジャックにイヤホンを差し込んで聞くことになる。
音楽データは著作権保護機能「マジックゲート」が付与されたメモリースティックDuoを使うことになる。イヤホンジャックは光デジタル入力端子も兼ねており、接続したパソコンからデータを送り込めば、本体内のエンコーダーがATRAC3に変換するようなっている。小型のバッテリーも含まれており、本体だけで3時間の連続再生ができる。
価格は本体のみで1万9800円。64MB容量のマジックゲートメモリースティックDuoをバンドルしたタイプが2万6800円となる。