三菱自動車のロルフ・エクロート社長は26日の決算発表の席上、2003年度から07年度までの世界での新モデル投入計画を明らかにした。日本と欧州で各14モデル、北米およびその他地域で各12モデルを投入する方針(各地域のモデル数は重複カウント)。
このうち日本では、今年度は先に発売した『グランディス』のみとなるが、04年度には2モデル、さらに05年度から07年度までの3年間で11モデルを投入する。ダイムラークライスラーとのプラットホームの共通化も積極推進。日本市場向けでは04年度から投入を開始し、14モデルのうち7モデルが共通とな
る。
また、この間にプラットフォームは現行の15から10に削減する計画も明らかにした。エクロート社長はこのうち、8種類のプラットフォームがダイムラーと共通化される見通しを示した。三菱は、中期目標として07年度までに世界販売を200万台(02年度は150万台)に増やす計画。