【スバル『レガシィ』発表】ラインナップで最大級の隠しダマ!!

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【スバル『レガシィ』発表】ラインナップで最大級の隠しダマ!!
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新型『レガシィ』発表会の会場で、フレーム構造を示すホワイトボディと並べるように展示された「B4」には“CNG”と書かれたプレートが付与されていた。スバルは官公庁(地方自治体)や法人向けに先代レガシィをベースとしたCNG車の供給を昨秋からスタートさせている。新型レガシィでは大々的なアピールこそしていないが、モデル発表と同時に「CNG車もあります」ということを示したわけだ。

「単なるパフォーマンスではありませんよ。エンジンも旧型からのキャリーオーバーではなく、新型レガシィに搭載されたEJ20をCNG対応させました。投入は来年になります」と説明するのはスバル技術本部でCNG車の開発を担当する神林茂実主幹。

先代モデルをベースとしたCNG車ではAVCS(可変バルブタイミング機構)を取り外していたが、新型ではAVCS付きのEJ20エンジン(DOHC)をCNG対応させた。クルマ自体はB4の「2.0R」なので装備もそれに準じている。もちろんスバル自慢のAWDシステムは生かされており、スポーツシフトE-4Tも流用されている。そのことから考えてもCNG車の中ではトップレベルの動力性能を誇ることは間違いないし、何よりもライバル車と比べた場合には圧倒的にかっこいい。

神林主査は「先代をベースとしたCNG車は低速時のトルクが薄く、それを改善することを第一の目標としました。このモデルではちゃんと低速からトルクが出るようになっています。また、リアのラゲッジにもトランクがひとつ入るスペースを確保しました」と言い、「デリバリー開始までにさらなる改良をしていく」と説明している。

実際のデリバリーは来年からになるが、予約は全国の販売店で23日から開始しているという。もっとも、これを買うのは官公庁、あるいは親環境をアピールしたい企業が中心になると思われるし、価格も現時点では決まっていない。

《石田真一》

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