トヨタ自動車が27日発表した4月の生産・国内販売・輸出実績によると、国内シェア(軽自動車を除く)が47.3%となり、4月として過去最高になった。ホンダや日産自動車の販売は大きく減少しており、トヨタの一人勝ちといった様相だ。
トヨタの4月の国内販売台数は、前の年の同じ月にくらべ1.9%増の11万7000台となり4カ月連続で増加した。トヨタ以外のメーカーでは、日産が前年同月にくらべ11.9%減の4万6000台、ホンダは、同31.1%減の4万5993台と大幅に減少した。
日産、ホンダが2ケタの落ち込みとなった一方で、トヨタがプラスを確保した結果、同社のシェアは去年の4月にくらべ3.9ポイントも増えた。47.3%という数字は、4月として過去最高、すべての月を含めると、過去5番目の水準になるという。