トヨタ、子会社2社の出資比率を50%超に

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ、子会社2社の出資比率を50%超に
トヨタ、子会社2社の出資比率を50%超に 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車は30日、子会社のトヨタ車体、関東自動車工業の株式を新たに取得した、と発表した。今年度から連結財務諸表を、米国会計基準に一本化することにともなって実施した措置。同日の、東京証券取引所の終値で両社の株式を取得し、出資比率を50%超に引き上げた。

トヨタは、これまで日本会計基準と米国会計基準の2つの基準で連結財務諸表を作成してきた。これを2003年度からは、米国基準に一本化することにしている。トヨタ車体と関東自工は、日本会計基準では、すでに連結子会社化している。しかし、米会計基準に照らすと、トヨタの出資比率が50%未満だったため、子会社業績を連結に100%反映しない、持分法適用会社になっていた。

トヨタ車体と関東自工は、トヨタが車両生産を委託している会社で、トヨタの数多くの子会社のなかでも、特に関係性が深い。このためトヨタは、米会計基準に移行しても、連結子会社化することにした。トヨタの両社への出資比率は、従来、トヨタ車体が47.14%、関東自工が49.14%だったが、それぞれ50.04%、50.28%に高まった。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  5. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る