大阪府警は2日、路上駐車の摘発を何度も受けながら、反則金の支払いや警察への出頭要請無視を続けた男8人を道路交通法違反で1日までに逮捕していたことを明らかにした。8人はいずれも路上駐車を恒常的に繰り返しており、最も多い男は66回の違反をしていた。
大阪府警・駐車対策課の調べによると、今回逮捕された8人の男はいずれも日常的に違法駐車を繰り返しており、しかも駐車違反をしているという実感にも欠けているという。
8人の中で最も多い66回の違反を繰り返した男は自宅近くの路上にクルマを置き続けたが、警察から駐車違反で摘発されてもそれを無視。度重なる警察からの出頭要請にも応じる気配を見せなかったという。
警察では「取り締まりを受けるたびに反則金を納付している違反者もおり、こうした悪質ドライバーを見逃すわけにはいかない」として、今回の強制捜査に踏み切った。しかし、中には「駐車違反で逮捕されるとは…」と悪態をつく者もいたようだ。