日産の中国事業が本格始動---東風との合弁を設立

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日産の中国事業が本格始動---東風との合弁を設立
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日産自動車株式会社は9日、中国の東風汽車との間で合意していた新合弁会社「東風汽車有限公司」を同日付で設立したと発表した。7月1日から事業開始する。会長にあたる董事長には東風汽車のミャオ・ウェイ総経理が、社長にあたる総裁には日産の執行役員常務である中村克己氏が就任する。これにより、2006年には乗用車22万台、商用車33万台の合計55万台の販売をめざす両社の大事業がスタートする。

新会社の資本金は167億元(約2400億円)で、折半出資する。東風側は順次、設備や関連会社の株式などで現物出資し、その出資に応じて日産は現金を払い込む。登記上の本社は湖北省武漢に置く。グループの総従業員は7万4000人となる。

日産は乗用車と商用車の一部を自社ブランドで販売する。06年までには乗用車6車種を投入する計画で、今月中には広州の東風傘下の工場で『サニー(陽光)』の生産に入る。同車は日本での『ブルーバードシルフィ』をベースにしている。04年には高級セダン『ティアナ』も生産開始する。

《池原照雄》

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