樹脂部品の2割をエコ素材と再生材に---トヨタが長期目標

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樹脂部品の2割をエコ素材と再生材に---トヨタが長期目標
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トヨタ自動車は、環境対策の一環として樹脂部品の20%を生分解性プラスチックおよび再生プラスチックに置き換える技術を確立する。こうしたプラスチックの利用は、現状ではほぼゼロに近い状況だが、2015年の実現を目標に取り組む。

生分解性プラスチックは、トウモロコシやサツマイモなど植物由来の「ポリ乳酸」と呼ばれる樹脂。廃棄する際は、水などとなって自然界に戻る。トヨタはバイオ・緑化事業部で開発・量産化を進めており、5月に発売した『ラウム』のスペアタイヤカバーに初めて採用した。

また、再生プラスチックでは一度、車部品として使用したPP(ポリプロピレン)などを粉砕・成形してエンジンカバーなどに利用する。このほか、廃車のシュレッダーダストをフロアなどの防音材用樹脂にも転換して活用する。樹脂部品の20%をこうした再生可能資源に転換する目標は、世界の自動車メーカーでも最先端レベルとなる。

《池原照雄》

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