【首都高バトル01】舞台がリアルになって、ドライビングスキルに依存

モータースポーツ/エンタメ ゲーム
【首都高バトル01】舞台がリアルになって、ドライビングスキルに依存
【首都高バトル01】舞台がリアルになって、ドライビングスキルに依存 全 3 枚 拡大写真

コースがリアルさを増したことで、前作の『首都高バトルZERO』と比べた場合、今回の『首都高バトル01(ゼロワン)』では様々な制約も生まれている。言うなればコースの特性を生かしてライバルを倒すのではなく、自分のドライビングスキルの重要度が増したというような状態となった。

【画像全3枚】

今回から取り入れられた変更点として、最もプレイに影響を与えることになりそうなのが「道路幅を現実のものと同一にした」ということだろう。前作では浜崎橋や江戸橋のジャンクションなど、分岐・合流点の道幅は現実よりも広くなっており、拡大する車線を使ってライバル車を抜くといったことも可能だった。

浜崎橋ではドリフトを行って車線を意図的に潰して敵をブロックしたり、江戸橋では環状線に行くと見せかけて新環状側に飛び込むなどのテクニックが使えたが、今回は道幅がリアルになったことでそれも難しくなった。

また、前作では工事による道路封鎖が行われており、車線が一時的に減少するなどの設定もあったが、今回はそれが無くなっている。アザーカー(障害物となるクルマ)に阻まれ、引き離されたライバル車に追いつきやすくなるというメリットがあったが、それも甘受できない。

さらには今回から導入された悪天候環境(雨や雪が降って路面が滑りやすくなる)のため、ハイパワーなクルマを使ったとしてもそれが仇となってスリップやスピンを誘発する危険性もある。一筋縄では勝てないぞ、というのが率直な感想だ。

ただし、ライバル車を故意に壁に押し付けてSPポイントを減らしていったり、執拗なブロックを行ってライバル車を料金所ブースへ激突させる事故を誘発する、横からタックルを行って待避所にライバル車を押し込むといった「ゲームでしか行えないラフプレー」は今回も可能らしい。

「バーチャルな世界で現実ではできないことを試す」という意味ではこのゲームは非常に楽しい。ハイスピードでブッ飛ばそうが、側壁に幾度となく衝突させようが逮捕されることもケガすることもないのだから。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 1241万円で落札された伝説のコンプリートマシン、奈良のディーラーが購入者と判明 一般公開へ
  2. トヨタのAセグ初のハイブリッド車に、小型SUV『アイゴX』改良新型を欧州発売
  3. サプライズ! ヤマハの新型125cc、『Fazzio』登場…2025年のモーターサイクル記事ベスト5
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る