友人の敵討ち!? パトカーを燃やした男2人

自動車 社会 社会

兵庫県警は17日、警察署内の駐車場に進入し、捜査車両に放火した容疑で25歳と30歳の男を放火容疑で逮捕したことを明らかにした。2人は「友人が逮捕され、腹を立ててやった」と容疑を全面的に認めているという。

兵庫県警・網干署の調べによると、事件が起きたのは今年4月9日の午前3時ごろだという。捜査車両用の駐車場に止めてあった覆面パトカーが炎上している様子を通行人が発見。そのまま警察署に飛び込み、居合わせた当直署員に「クルマが燃えている」と知らせた。数人の署員がすぐに鎮火させたが、パトカーは後部バンパーを焼くなどの被害を出した。

炎上したバンパーの下には軽油の入った缶が置かれており、これに火が着けられていた。警察では何者かが警察車両を狙って放火したものと断定。悪質な放火事件として捜査を進めてきた。

駐車場に設置された防犯カメラには不審な動きをする2人の男が映し出されており、さらに調べを進めたところ、網干署に別の容疑で逮捕されていた人物の知人と判明した。警察では任意で事情聴取を進めていたが、うち1人が「油を入れた缶にライターで火を着けた」と供述。容疑への関与が明らかになった。

2人は警察の取り調べに対して「友人が逮捕されたことに腹立たしさを覚えて放火した。パトカーを燃やせば警察も困ると思った」などと話し、容疑を認めているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. プラス7万円ならお買い得? トヨタ『クラウンスポーツ』70周年仕様はコスパが魅力!“後付け”サービスにもSNS注目
  2. メルセデスベンツが新型キャンピングカー「マルコポーロ ホライゾン」発表へ
  3. トヨタ『ランドクルーザー70』豪州で強い需要、「GXLワゴン」AT車の受注を一時停止
  4. トヨタ『C-HR+』のスバル版、『アンチャーテッド』発表にゲームファンも反応? その理由は
  5. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る