三菱ふそう、今期営業利益は5割増の130億円に

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三菱ふそうトラック・バスのヴィルフリート・ポート社長は18日、東京都港区の本社で会見し、三菱自動車工業からの分離以来、事実上の初年度となる2004年3月期の連結業績見通しなどを明らかにした。

今期は中東向けなどを中心に輸出が前期比約1割減少するものの、国内販売は排ガス規制特需により22%増加させる計画を打ち出しており、増収増益の好決算を予想している。

総販売台数は2.9%増の16万台を計画し、売上高は9.1増の7900億円、営業利益は51.2%増の130億円となる。また、純利益は約3.3倍の50億円となる見通し。

ポート社長は、今期の国内販売はあくまでも「特需」と位置付けており、中期的な体質強化策を織り込んだ同社の「ロードマップ」も発表した。今後5年間で海外販売を2割拡大させる一方、05年度までにダイムラー・クライスラーとの部品共通化などによる2割の資材費削減を打ち出している。

《池原照雄》

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