米生産性調査、日産が1位を獲得

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日産自動車は19日、米テネシー州スマーナ工場が、「北米ハーバーレポート2003」において、最も生産効率が高い自動車工場として認められた、と発表した。同レポートによると、スマーナ工場は、自動車1台当たりの組み立て時間が16.83時間と、北米の全生産工場のなかで最も短かったことから、総合評価で1位を獲得した。

スマーナ工場では、『アルティマ』『マキシマ』といった乗用車のほか、ピックアップトラック『フロンティア』、SUV『エクステラ』を生産している。年間生産台数は50万台にのぼり、従業員約6300人が働いている。総合評価だけでなく、車種別ランキングでも、中型乗用車部門、小型SUV部門、小型トラック部門で、それぞれ1位を獲得した。

ハーバーレポートは、ハーバー社が1989年から公表しているもので、米国の自動車生産性調査の中では、最も信頼性が高く権威あるレポートとされている。

今回の調査では、2位三菱、3位トヨタ、4位ホンダと、上位を日本メーカーが占め、米メーカーは5位ゼネラルモーターズ、6位フォード・モーター、7位クライスラーと日本メーカーの後塵を拝した。ただ、組み立て時間の短縮率では、ビッグスリーが日本メーカーを上回った。ホンダは、新機種投入などの影響で、上位5社中、唯一、組み立て時間が延長した。

《編集部》

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