脱糞男の逃走車発見! あのままの状態で山中に逃走!?

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北海道警は24日夜、建造物侵入容疑で逃走中の男が森町付近の山中に潜伏している可能性が濃くなったことを明らかにした。同日の夕方に森町の鳥崎峡谷で逃走に使用されていた盗難車が発見されたことによるもの。警察では捜査員を集中投入して犯人の行方を追う方針。

この事件は22日未明に起きた。千歳市上長都にある重機リース会社事務所に何者かが侵入したと通報が寄せられた。警察では事務所内にいた34歳の男を建造物侵入の現行犯で逮捕した。ところがパトカーで千歳署に移送中に男は車内で脱糞。匂いが充満したため、隣にいた警察官が窓を開けたところ、男はそのわずかな隙を突いて車外に脱出し、姿を消している。

男はパトカーから飛び降りた場所の近くでクルマを盗み、いったん自分の家に戻って着替えた後に再び逃走した。逃走に使った盗難車は24日の早朝に森町でパトカーに発見されているが、その後の逃走で再び行方がわからなくなっていた。

北海道警では幹線道での一般検問を強化するとともに、森町内付近でのパトロールも強化していたが、同日の午後5時50分ごろ、森町の中心部から6kmほど離れた山中で逃走に使われていたクルマを発見した。

車内に容疑者の姿はなく、エンジンなどが冷え切っていたことから放置からはかなりの時間が過ぎていたようだとしている。警察では25日早朝から発見現場付近の山中の大規模な捜索も行うとしている。

またこれと並行して容疑者の自宅の捜索も行われたが、手錠が発見されておらず、逮捕当時に着用していた上着も発見されていないことから、容疑者が手錠を取り外さずに逃走しているという可能性も示唆している。

《石田真一》

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