売られたケンカ---暴走族をバカにした少年に集団暴行

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警視庁は24日、自分たちが参加する暴走族を馬鹿にしたような言動を行ったとして、17歳の男性を金属バットで殴り、軽傷を負わせた容疑で、20歳のリーダー格の男と、少女2人を含む16歳から19歳のメンバー5人をいずれも傷害容疑で逮捕したことを明らかにした。

警視庁・少年事件課、同・福生署の調べによると、問題の事件が起きたのは昨年11月24日の午前6時ごろだという。八王子市を拠点とする暴走族のメンバーが、隣のあきる野市内の小学校にたむろして酒を飲んでいたところ、暴走族メンバーではない17歳の少年と口論になった。

その際、少年は「八王子の暴走族なんて怖くない」、「群れていなければ何も出来ない連中だろう」とからかったが、この言動にメンバーの少女が激怒。リーダー格の男を含む4人を呼び出し、金属バットで殴るなどの集団暴行を行い、少年に謝罪を強要したという。

警察では被害を受けた少年から事情を聞いて捜査を続けていたが、八王子市北部を拠点とする小規模な暴走族グループの存在が浮上。メンバーでもある呼び出した少女も含め、傷害容疑での逮捕に踏み切ったという。

調べに対してリーダー格の男は「バカにされたらそのケンカを買い、腕で返すのが暴走族の掟だ」などと供述し、容疑を大筋で認めているようだ。

《石田真一》

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