5月の自動車生産、3カ月連続のマイナス

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日本自動車工業会が25日発表した5月の自動車生産実績は、前の年の同じ月にくらべ2.1%減の78万6343台となり、3カ月連続で前年実績を下回った。輸出が前年にくらべ5.8%の減少になったことによるもの。1月からの累計では、前年同期にくらべ1.1%増と前年を上回っている。

乗用車は前年同月にくらべ4.1%減の64万7697台となり、4カ月連続のマイナスになった。北米を中心に、輸出が減少したことが主な要因。普通車は2カ月ぶりのマイナスになったほか、小型車も3カ月連続で減少した。

トラックは、前年同月にくらべ9.7%増の13万4477台となり5カ月連続で増加した。普通トラックは同11.3%増の6万1679台で17カ月連続、小型トラックは、同13.1%増の3万3730台で7カ月連続の増加になった。

トラックの生産増加が続いているのは、NOx・PM法の強化や、10月から始まる、首都圏でのディーゼル車規制を前にした代替需要が発生していることによるもの。トラックメーカー各社とも増産体制を敷き、受注増に対応している。

《編集部》

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