原点回帰を推進---本田技術研究所の伊東新社長

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原点回帰を推進---本田技術研究所の伊東新社長
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ホンダの研究開発部門である本田技術研究所の社長に24日、伊東孝紳ホンダ常務が就任した。同日、ホンダの社長に就任した福井威夫前研究所社長からバトンを受けたもので、伊東社長はこのほど、福井氏が取り組んで来た研究所の「原点回帰」路線を踏襲するとの方針を述べた。

福井社長は研究所の社長として「効率を気にせずに、開発に没頭できる体制」を原点として、活性化に取り組んできた。研究所は90年代半ばから管理職の肥大化などによる弊害が露呈、研究員のモラル低下が指摘されることもあったからだ。

伊東社長は「福井さんの方針が、まだ末端まで浸透したわけではない」として、引き続き自由闊達な開発環境の構築を目指す考えを示した。

福井社長は就任に当たり「ホンダらしさ」の復活を掲げており、伊東社長とのコンビで開発体制の強化を推進する。伊東社長はモータースポーツ担当も福井社長から引継いでおり、F1のテコ入れも課題として背負う。

《池原照雄》

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