日産自動車は26日、米国のスマーナ工場で2004年秋から、次期『パスファインダー』の生産を開始する、と発表した。現行パスファインダー(日本名『テラノ』)は、日本で生産しているが、次期型からは主要市場の北米での生産に切り替える。
スマーナ工場は、ミッドサイズセダンの『アルティマ』、上級セダン『マキシマ』、SUV『エクステラ』、ピックアップトラック『フロンティア』を生産しており、年間能力は50万台となっている。新たにパスファインダーを加えるのを機に、これを55万台に引き上げる。
日産は、新工場のキャントン工場をこの春から稼動しており、米国内ではスマーナとキャントンの2工場体制になった。スマーナも、生産機種を5機種に増やすことで、北米の生産能力は、135万台程度になる見込みだ。