【新聞ウォッチ】お騒がせ「ETC」、こんどは申し込み殺到で取り付け業者パンク

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年6月30日付

●日本道路公団、大口割引、5年で1兆円、利用目的の団体急増、団体側差益、年数百億円(朝日・1面)

●自家用車申込殺到、ETC購入補助制度、“渋滞”取り付けに業者パンク(東京・23面)

●逃走ワゴンに警官発砲、埼玉、男3人組みの1人逮捕(東京・23面)

●道路4公団民営化、深まる混迷、藤井総裁が壁、改革ブレーキ(産経・3面)

●東日本フェリー更生法申請(産経・4面)

●経営を変える、鈴木修・スズキ会長、我流改めチーム育てる(日経・9面)

●中古車販売、画像ネット活用拡大、オークネット、異業種にも提供、ガリバー中小店囲い込み(日経・13面)

●主要業種の景気予測、米国市場は一進一退、宗国旨英・自工会会長(日経・14面)

ひとくちコメント

ETC(ノンストップ料金収受システム)の普及をはかるため、国土交通省が車載機器の購入に当たり代金から一律5000円が割り引かれる補助制度を導入したところ、6月18日の受付開始直後から申し込みが殺到し、その反響は大きかったが、こんどは、登録業務を請け負う財団法人「道路システム高度化推進機構」(ORSE)が処理作業に手間取り、機器が取り付けられない事態が相次いでいるという。きょうの東京が社会面で大きく報じている。

予約者の中には、「2万5000円ほど前払いしたのに10日間を過ぎても取り付けの見通しすらたたない」と不満顔のドライバーも多いという。料金所の渋滞が緩和されドライバーのイライラを解消するために取り付けるハズのETCだが、取り付け業者もパンク状態では逆にイライラをつのらせていようだ。

《福田俊之》

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