上半期の新車総販売は1.4%増とまずまず

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日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車販売協会連合会が1日発表した登録車と軽自動車の6月販売速報からの集計によると、今年上半期(1〜6月)の新車総販売台数は前年同期比1.4%増の302万5918台となった。軽自動車はマイナスとなったものの、登録車はトラックの排ガス規制対応特需やトヨタ自動車などの乗用車新モデルが好調でプラスとなり、全体を押し上げた。

6月は登録車が2カ月連続のプラス、軽は2カ月連続のマイナスと明暗を分けた。この結果、上半期の集計でも登録車が同3.7%増の208万9249台となったのに対し、軽は3.5%減の93万6669台にとどまった。

上半期の普通トラック販売は、同34%も増加しており、排ガス規制対応の買い替えが、業界の予想を上回るペースで続いている。今年の国内新車市場は、日本自動車工業会が585万台を予想しているが、上半期で300万台を突破、順調な折返しとなった。ただ、秋以降にトラック需要が鈍化する懸念もあり、年間を通じてのプラス成長は、今後各社が投入する登録乗用車や軽の新モデルでの需要喚起にかかってくる。

《池原照雄》

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