「無限」ショック---ホンダは解明に徹底協力を

自動車 社会 社会
「無限」ショック---ホンダは解明に徹底協力を
「無限」ショック---ホンダは解明に徹底協力を 全 2 枚 拡大写真

F1での勝利など、輝かしい実績をもつレースエンジン「無限」社長の本田博俊容疑者(61)と同社元監査役の広川則男容疑者(60)が1日、法人税法違反容疑で、さいたま地検に逮捕された。本田社長は、ホンダ創業者である本田宗一郎氏の長男であるだけに、ホンダには衝撃で「驚いており、誠に遺憾」(広報部)とコメントしている。

無限の脱税疑惑については、01年夏から国税庁の調査が入っていたが、地検による社長逮捕という最悪の事態になった。広川元監査役は1993年に、ホンダの資本参加(99年に解消)を機に派遣されたホンダOB。容疑を巡っては本田社長と全面的に対立している。

宗一郎氏のイメージダウンにつながる今回の事件は、ホンダのイメージダウンでもある。資本の関係がないとはいえ、事件の解明では捜査当局への全面的な協力が当然で、関係筋によるとすでにホンダは対応を進めているという。それがホンダブランドのダメージを最小限に食い止めることにもなろう。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る