「無限」ショック---ホンダは解明に徹底協力を

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F1での勝利など、輝かしい実績をもつレースエンジン「無限」社長の本田博俊容疑者(61)と同社元監査役の広川則男容疑者(60)が1日、法人税法違反容疑で、さいたま地検に逮捕された。本田社長は、ホンダ創業者である本田宗一郎氏の長男であるだけに、ホンダには衝撃で「驚いており、誠に遺憾」(広報部)とコメントしている。

無限の脱税疑惑については、01年夏から国税庁の調査が入っていたが、地検による社長逮捕という最悪の事態になった。広川元監査役は1993年に、ホンダの資本参加(99年に解消)を機に派遣されたホンダOB。容疑を巡っては本田社長と全面的に対立している。

宗一郎氏のイメージダウンにつながる今回の事件は、ホンダのイメージダウンでもある。資本の関係がないとはいえ、事件の解明では捜査当局への全面的な協力が当然で、関係筋によるとすでにホンダは対応を進めているという。それがホンダブランドのダメージを最小限に食い止めることにもなろう。

《池原照雄》

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