ETCモニター・リース等支援制度によるETC車載器5000円分割引の一般受付が、1日午後8時に一部を除き終了した。受付を終了する店舗は約1万5200店、継続する店舗は約800店。この800店は受付件数に達するまで受付を行う。
1日現在で一般の申込は、11万4206台。一般の枠は10万台だったが、早い段階で突破していた。
高額ハイウェイカードの廃止により、最も大きな高速料金割引を受けることができる支払い方法は、ETCの前払い制度で5万円を前払いしたときになった。頻繁に高速道路を利用するドライバーにとってETC車載器は魅力であることは間違いない。今回のETCモニター・リース等支援制度で一般ユーザーが多数申し込んだことがそれを物語っている。
しかし、35万台枠を取った業務用は1万7000台と低迷。長距離トラックや高速道路を走るバスなどの需要に期待があったろうが、意外と反応は鈍かった。トラックの運賃の価格戦争が激化している現在、東京から宮崎でも一般道を走るトラックも多く、ETCのニーズが低いのかもしれない。