日本自動車販売協会連合会が4日発表した2003年上半期(1〜6月)の新車販売ランキング(軽自動車は除く)で、トヨタ自動車の『カローラ』が首位になった。カローラのトップは01年下半期以来、半期ベースで3期ぶりとなる。昨年首位のホンダ『フィット』は2位に後退した。
カローラの上半期の販売は、前年同期比1.6%増の10万8549台。フィットに1000台余りの差をつけた。3位には、トヨタが2月に発売した『ウィッシュ』が食い込んだ。次いで日産の『キューブ』『マーチ』が4、5位を占めた。このほかもスモールカーが好調でトヨタの『イスト』が5位、マツダの『デミオ』が8位にランクされた。
トヨタはベスト10のうち、6モデルと独占状態で、しかもカローラとイスト以外は、『ノア』(7位)、『アルファード』(9位)、『エスティマ』(10位)とミニバンシリーズが4モデルも占めた。