フェデラル・エクスプレス(フェデックス)とGM(ゼネラルモーターズ)は9日、GMの燃料電池自動車『ハイドロジェン・スリー』を使用した商用テストを開始すると発表した。ハイドロジェン・スリーは営業用ナンバープレートを取得した日本初の燃料電池車。
フェデックスは、今後1年間にわたってハイドロジェン・スリーを使って丸の内、霞ヶ関など、都内の一部地域で通常の集配業務に使用する。GMは集配業務を通じて路上実証データを収集する。開始初日は、昭和シェル石油、ホテルグランパシフィックメリディアンへの集配業務を行う。
ハイドロジェン・スリーは、オペル『ザフィーラ』をベースに開発した燃料電離車で、集配業務用の荷室を確保するため、車室内を改造した。航続距離は約400kmと、最長。