世界一醜いクルマはフィアット『ムルティプラ』…英コラムニストが認定

自動車 社会 社会
世界一醜いクルマはフィアット『ムルティプラ』…英コラムニストが認定
世界一醜いクルマはフィアット『ムルティプラ』…英コラムニストが認定 全 1 枚 拡大写真

口さがないことで有名なのがイギリスのコラムニストたちだが、そんな彼らが、世界一醜いクルマ(The World's Ugliest Car)を認定した。それが、フィアット『ムルティプラ』だ。

英『フィナンシャルタイムズ』紙のジャーナリスト、マイケル・スカピンカー氏は、ムルティプラを「蛙のような顔」、「やぼったいライト」、「不格好に丸っこい」とこきおろす。

別の女性コラムニストも、これに呼応して、英『タイムス』紙で、「やぶにらみのカバのよう」と同意する。フィアットのデザイナーでさえも、「このクルマを運転するのはすばらしい。特に、車内にいるのがベスト。なぜなら、その醜い姿を見なくてすむからね」と言うほどの不格好さだ。

しかし、彼らは決してムルティプラを、嫌っているわけではない。2列の3人掛けシートの車内は、同じ6人乗りでも2人掛けシートが3列よりも、ずっとゆったりしている。

また、シートを倒せばピクニック用テーブルに、取り外せば様々なレジャー用具をつめこめる。SUVとしてみれば、その使い勝手の良さは他のひけをとらない、というのが彼らの共通した見方だ。

ただ、あえて不格好なクルマを購入するユーザーの数は非常に限られており、経営再建中のフィアットは、大幅なモデルチェンジを検討している。世界一醜いムルティプラの消滅を惜しむ声は、残念ながら、あまり多くは無いようだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  2. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  3. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  4. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  5. ハーレーダビッドソン、横浜で交通安全パレード開催へ 先頭ライダーは魔裟斗
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  2. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  3. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  4. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る