三菱、乗り遅れた分はアニメキャラで挽回?

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北米三菱モータースは、この夏から始まるCMなどのキャンペーンに、アメリカで子供に大人気のアニメ、「スポンジボブ・スクエアパンツ」を採用する。特に『エンデバー』SUVなどで家族の関心を引き寄せるのが目的。

三菱は、ビッグ3(フォード、GM、ダイムラークライスラー)をはじめとするアメリカでのインセンティブ競争に乗り遅れ、品質調査などで高い評価を得られていないことなどから、今年に入ってアメリカでの売り上げが落ち込んでいる。各メーカーが売り上げを伸ばした6月も、『エンデバー』、『アウトランダー』という2つのニューモデル投入にも関わらず、前年比で20%の売り上げ減。

しかし、アメリカでは三菱が購入者の平均年齢がもっとも低いメーカーであり、今年後半には『ギャラン』、『ランサー・スポーツバック』の新モデルも投入されることから、なんとかユーザーの関心を取り戻したいところ。特に、ファミリー層への浸透が非常に低いことから、スポンジボブの魅力で子供に親しみを持ってもらいたいようだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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