マツダの上半期実績、99年以来初めて全指標がプラス

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マツダの上半期実績、99年以来初めて全指標がプラス
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マツダが28日発表した2003年1−6月の生産・販売状況は、国内生産・国内販売が上半期として3年ぶりに増加し、輸出・海外生産を含めた4指標すべてがプラスになった。暦年の上半期として、全指標がプラスになったのは、海外生産の公表を開始した1999年以来はじめてのこと。

1−6月の実績が好調だったのは、昨年発売した新型『デミオ』『アテンザ』の国内外での販売が順調なことや、今年春に国内に投入し、米国でも発売した『RX-8』が純増になったことによるもの。

主な車種別の国内生産は、デミオが前年同期にくらべ32.9%増の4万6436台、アテンザが同3倍の9万909台、RX-8が、1万4433台となった。既存車の生産はマイナスとなったが新型車効果で、国内生産台数は同1.2%増の38万5167台となり3年ぶりのプラスになった。

国内販売は、デミオやアテンザ、RX-8を中心に増加し、同9.8%増の14万6592台と3年ぶりに増加した。デミオは同85.3%増の4万8012台、アテンザは同3倍の1万4128台、RX-8は、6680台を販売した。

輸出は同1.6%増の25万9572台となり、2年連続で増加した。北米向けが23%減少したが、欧州、オセアニア、中近東、アジアなど主要地域向け全てが増加した。海外生産は、アテンザが純増となったほか、『プレマシー』、小型トラック『タイタン』、『ファミリア』などが増加し同48%増の11万4224台で2年連続増加した。

《編集部》

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