日野自動車が28日発表した第1四半期の単独決算によると、増収増益となった。ディーゼル規制特需で、国内のトラック販売が好調に推移した。
売上高は前年同期比34.1%増の1836億7900万円、営業利益が同243.3%増の74億200万円となり、増収増益となった。経常利益も同245.4%増の79億200万円と大幅増益で、最終利益は同206.9%増の43億8800万円と約3倍になった。
東京都などのディーゼル規制が10月から始まるため、トラックの代替え需要は急増、同社の販売も好調に推移している。同社の第1四半期決算は大幅増益となり、1株当たりの純利益は前年の2円49銭から7円64銭に急増、増配も期待される。