昔の名前に戻りました…フィアットの新型車は『パンダ』に

自動車 ニューモデル 新型車
昔の名前に戻りました…フィアットの新型車は『パンダ』に
昔の名前に戻りました…フィアットの新型車は『パンダ』に 全 1 枚 拡大写真

イタリアのフィアットが9月に発売を予定していた新型車の名称は、当初予定していた『ジンゴ』(Gingo)から、旧型車と同じ『パンダ』(Panda)に戻すことが決まった。

これは、ジンゴの名称が、フランスのルノーの小型車『トゥインゴ』(Twingo)によく似ているために、紛らわしいとのクレームが出されていたことに対応するもの。フィアットは、初めはこのクレームを無視する方針だったが、ルノー側が提訴する構えを見せたために、やむなく旧型車と同じ名前のパンダに戻すことにした。

パンダは1980年に発売された小型車で、フィアットのヒット車だったものの、9月のモデルチェンジを機に、名称もジンゴに替えて、イメージを一新するつもりだった。しかし、思わぬ横やりが入ったかたちとなった。

同社が、7月31日に発表した第2四半期(4-6月期)決算では、純利益が2700万ユーロ(36億7200万円)となり、前年同期の赤字額(3400万ユーロ=46億2400万円)に比べ、赤字幅は縮小している。新型車をてこに経営再建を果たしたいところだが、今回の名称問題は、吉と出るか、凶と出るか。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. 日産が北米初のPHEV『ローグ』発表、三菱『アウトランダー』のOEMに…ロサンゼルスモーターショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
  4. ポルシェ『カイエン』新型、史上最強1156馬力のフル電動SUVに…1335万円から
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る