日本ゼネラルモーターズは4日、米ゼネラルモーターズ(GM)の2003年第3四半期の地域別生産見込みを発表した。北米での生産は、乗用車の生産が前年同期にくらべて減少する。欧州も減少するが、アジア太平洋、南米・アフリカ・中近東の両地域は増加する。
第3四半期の北米生産見込みは、前の年の同じ時期にくらべ6.3%減の122万5000台となる。このうち、乗用車は同15.6%減の47万9000台、商用車は前年並みの74万台。7月の北米生産実績は、乗用車・商用車含め28万8000台と、前年同月にくらべ8.9%の減少となった。商用車は9.5%増加したが、乗用車が30%減の10万3000台だった。
アジア・太平洋地域は、前年同期にくらべ18.3%増10万3000台、南米・アフリカ・中近東地域は同5.3%増の13万9000台と増加する。欧州は同2.5%減の39万8000台を生産する計画だ。