3日午後、千葉県丸山町内の国道410号線を走行していた乗用車の後部ドアが開き、後部座席に乗っていた2歳の男児が車外に転落。頭を強く打って間もなく死亡した。警察ではこの男児がドアを操作し、転落したものとみて調べを進めている。
千葉県警・千倉署の調べによると、事故が起きたのは3日の午後5時ごろだという。丸山町白子付近の国道410号線を走行していた乗用車の右後部ドアが突然開き、2歳の男児が車外に投げ出された。男児はすぐに病院へ搬送されたが、頭を強く打ったことが原因で間もなく死亡した。
現場は片側1車線の道路で、軽い右カーブになっている。警察では転落した男児がドアノブを触っているうちにドアが開き、カーブを曲がる際の遠心力で振り落とされたものとみて車両の検証を進めている。
事故を起こしたクルマの後部座席にはチャイルドシートが搭載されていたが、事故当時は使用していなかった。警察ではチャイルドシートを使用しなかった経緯について、クルマを運転していた30歳の父親からも話を聞いている。