チャイルドシートを使っていれば…。2歳の男児が転落死

自動車 社会 社会

3日午後、千葉県丸山町内の国道410号線を走行していた乗用車の後部ドアが開き、後部座席に乗っていた2歳の男児が車外に転落。頭を強く打って間もなく死亡した。警察ではこの男児がドアを操作し、転落したものとみて調べを進めている。

千葉県警・千倉署の調べによると、事故が起きたのは3日の午後5時ごろだという。丸山町白子付近の国道410号線を走行していた乗用車の右後部ドアが突然開き、2歳の男児が車外に投げ出された。男児はすぐに病院へ搬送されたが、頭を強く打ったことが原因で間もなく死亡した。

現場は片側1車線の道路で、軽い右カーブになっている。警察では転落した男児がドアノブを触っているうちにドアが開き、カーブを曲がる際の遠心力で振り落とされたものとみて車両の検証を進めている。

事故を起こしたクルマの後部座席にはチャイルドシートが搭載されていたが、事故当時は使用していなかった。警察ではチャイルドシートを使用しなかった経緯について、クルマを運転していた30歳の父親からも話を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  3. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  4. 日産のピックアップトラック『ナバラ』が新型に、三菱『トライトン』と基本共用…フロントは専用デザインに
  5. 『ハイエース』ベースのキャンピングカー「ネクストアーク」、398万円で限定5台販売へ…お台場キャンピングカーフェア2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る