JR高速バス運転手、飲酒運転で現行犯逮捕

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静岡県警は18日、路線高速バスを酒気帯び状態のままで運転していたとして、ジェイアールバス関東の32歳運転手を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。運転手は飲酒の事実を認めているという。

静岡県警・高速隊の調べによると、警察に目撃者から最初の通報が寄せられたのは18日の午前10時20分ごろだという。掛川市付近の東名高速の下り線を走っていたクルマの運転者から警察に対して「大型バスが走行車線をフラフラしながら走っている。様子があまりにもおかしい」とする内容の通報が寄せられた。

高速隊のパトカーは問題のバスを浜松市内で発見し、小刻みに蛇行していることを確認。バスが休憩のために立ち寄った三ケ日町内の浜名湖サービスエリア(SA)内で運転手にアルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコールを検出したため、道交法違反の現行犯で逮捕した。

このバスはJR東京駅前を午前7時10分に出発し、JR大阪駅に向かっていたジェイアールバス関東の「東海道昼特急1号」で、乗客36人が乗っていた。乗客にケガ人は無かったが、運転手が逮捕されてしまったために浜名湖SAで運行打ち切りとなり、乗客は浜松まで戻った上で新幹線に乗り換え、それぞれ目的地へ向かっている。

警察の取り調べに対し、32歳の運転手は飲酒の事実を認めており、「寝酒が残ってしまったようだ。蛇行していることには気がつかなかった」などと話しているようだ。

《石田真一》

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