WRCの王者、トミ・マキネンが引退を発表

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ

18日、555スバル・ワールドラリーチームのトミ・マキネンが2003年限りでの引退を発表した。39歳のフィンランド人、マキネンは11月7−9日に行われるシーズン最終戦のグレートブリテンラリーでキャリアの幕を引く。

マキネンのWRCでのキャリアは16年、137戦。優勝回数は通算24回。1996年から99年にかけてラリー史上唯一の4年連続チャンピオンになっている。87年にランチアから自国フィンランドラリーでデビュー、94年に初優勝して三菱に移籍、95年から01年までフル参戦、02年にスバルに加入した。

「これは簡単に決めたことではない」とマキネン。「辞めるべき時期を選ぶのは楽なことではないが、私は自分がWRCで達成したことに満足しているし、二つの素晴らしいチームでドライブ出来たことも幸運だと思っている」

「現実的に考えて、今のレベルで続けていても得るものは少なく、頂点にいるうちに辞める方が良いと考えた。今後WRCで様々な変革が予定されているのも、私にとっては一つの時代が終っていくようで、一線を退く時期にふさわしいと判断した」

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る