【新聞ウォッチ】「西部警察」の二の舞? 子ども試乗の電気自動車が急発進

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【新聞ウォッチ】「西部警察」の二の舞? 子ども試乗の電気自動車が急発進
【新聞ウォッチ】「西部警察」の二の舞? 子ども試乗の電気自動車が急発進 全 3 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年8月21日付

●電気自動車が急発進、試乗の子どもがけが、霞が関見学、スタッフは骨折(読売・33面)

●トラック「低公害」で勝負、シェアに直結、各社躍起、排ガス規制10月本格化、いすゞ追うトヨタ・日野(朝日・11面)

●フェアレディZ「オープンカー」いかが、日産、予約受付ブーム再燃を狙う(朝日・11面)

●JRバス関東、ずさん管理、アルコール検査せず、二人酒気帯びで免停(毎日・31面)

●大手町−丸の内−有楽町を、低公害無料バス。あすから15分間隔で巡回(産経・9面)

●マツダ「RX-8」4割増産、月間7000台、国内外で販売好調(産経・10面)

●三菱自工の名古屋製作所、不透明な雇用浮上、解雇の従業員が告発、「出向の実態は派遣」(東京・21面)

●日野、すす完全除去、ディーゼル排ガス、トラックを発売、日産ディにも供与(日経・13面)

ひとくちコメント

東京・霞が関などでは子どもたちに中央官庁の仕事ぶりを見てもらう夏休み企画「子ども霞が関見学デー」が連日実施されているが、文部科学省の中庭で行われていた電気自動車に試乗するイベントで、東京都内の小学4年の男児と日本電子専門学校の教員が乗った電気自動車が急発進し、約10m先の駐車場に止まっていた公用車2台に衝突、教員は腰を打ちけが、男児は脚などに軽いけがをした。きょうの読売などが社会面で報じている。

イベントは、同省が企画した「環境にやさしい電気自動車に乗ってみよう!」のコーナー。文科省によると、電気自動車は専門学校が実習で使っているものを提供。男児が運転席に座り、脇で教員がハンドル操作などを補助していたが、スタート直後に急加速した。10km/hまでしか出ない設定にしてあり、機械的なトラブルの可能性もあるとみている。

クルマの暴走といえば、石原軍団による.「西部警察」のロケを思い浮かぶが、ハンドルを握った男児も「頭の中が真っ白になったのか……」

《福田俊之》

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