3週間の夏休み明けに開催されたハンガリーGP。マレーシアGPに続いてポールポジションを獲得したルノーのフェルナンド・アロンソがF1初勝利を飾った。
スタート直後からトップを独走したアロンソ。2位のマーク・ウェーバーに後続が抑えられている間に、どんどんギャップを広げ、F1史上最年少記録を塗り替える22歳26日でのグランプリウィナーとなった。2位にはマクラーレンのキミ・ライコネン、3位にはウィリアムズのフアン・モントーヤが入った。
8位スタートとなったミハエル・シューマッハ(フェラーリ)は苦しいレース展開で乱高下し、終わってみれば8位フィニッシュがやっと。これによりシューマッハ72ポイント、モントーヤ71ポイント、ライコネン70ポイントと、チャンピオンシップの行方はますます混沌としてきた。
また、ルーベンス・バリケロはレース中に左リヤセクションが破損するトラブルでリタイア。ラルフ・シューマッハが4位に入り、ウィリアムズがコンストラクターズでフェラーリを抜いてトップに立った。真夏の炎天下でのレースはタイヤに厳しく、上位7位までをミシュラン勢が占めた結果となった。
日本勢の結果は、B・A・Rホンダのジェンソン・バトンが10位、トヨタのクリスチアーノ・ダマッタが11位完走。ジャック・ビルヌーブ(B・A・Rホンダ)とオリビエ・パニス(トヨタ)はリタイアに終わっている。